ストレス性の不眠症は何科で診てもらえばよい?診察の流れは?

ストレスからくる不眠症は長期化しやすく、自力で抜け出せない負のスパイラルにはまり込んでしまうことも少なくありません。

他の肉体的な病気同様に、悪化してしまった場合には専門医を受診しなければならないこともあるのです。

しかし、家族や知り合いに経験者がいない人ならば、不眠症や精神疾患を患ったときに、どういった病院を受診たらよいのか、またどんな治療がなされるのか、ということはあまり知られていないのが現状です。

このページでは、病院の何科を受診し、そこでどんな診察がなされるのかをまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。

いろいろある精神医療

昔は精神に関わる医療を診察するのは「精神科」しかありませんでした。しかし、現代社会においてストレスからくる多くの病気が猛威を振るうようになり、不眠症治療・精神医療の現場にも変化が現れています。

これまで特別な存在であった精神疾患が「誰にでも起こりうる病気」として捉えられるようになり、研究が進んだことから多くの診療科目が登場したのです。

ストレスと睡眠は強い関連性があることから、精神疾患を取り扱う病院ならどこでも不眠症の相談を受け付けてくれます。

不眠症の相談ができる病院の代表的なものには、以下のようなものがあります。

・精神科

・心療内科

・不眠症専門クリニック

・その他精神に関わる専門クリニック

 

精神医療には「派閥」のようなものがあり、治療方針もさまざまです。

それはまだストレス性の疾患が解明され尽くしていないことが要因だと言えます。

薬物のみで治療を考える方針、認知行動療法で治そうとする方針、心理療法で治療する方針など、それぞれアプローチが違うのです。

現在のストレスを取り扱う病院は多様化していますので、自分にあった治療法をする病院を探すことが先決となります。

いわゆる「ドクターショッピング(病院選び)」をすることになりますが、とくに不眠症や精神疾患の治療に関しては諦めずに自分に合うドクターを見つけることが大切です。

一般的な診察の流れ

診察

様々なアプローチ方法がある精神医療現場ですが、健康保険が適用されているようなメジャーな病院ではまず「問診」が基本となります。なぜならストレス性の疾患は健康診断では数値の異常が現れず、患者本人が受けている辛い情報を聞き出すしか方法がないからです。

そして、最終的には心理療法や認知行動療法など、薬物治療を軸としない治療方針であっても「睡眠導入剤」を使うことが普通です。不眠症状は著しく心身の健康を害してしまうので、問診すらまともにできない状態になっていることも少なくないからです。

まず睡眠導入剤の使用で心と体に元気を取り戻させてから本格的な治療が行われます。ある程度体力が取り戻せたら、主となる治療が始まります。

薬物治療ならば『SSRI』というストレスを軽減させる抗精神薬などを用いてストレスを軽減させます。

認知行動療法ならば膨大なQ&Aを医師とともに行い、自分の「考え方の偏り(かたより)」を矯正させ、それとともに対人・会話トレーニングなどを行います。

また芸術的な作業や土と触れ合う『共同行動療法』や、患者同士のディスカッションなどを推進している病院などもあり、方法もさまざまです。

最近では不眠専門クリニックというものも増えており、睡眠メカニズムから考えられたアドバイスによって、睡眠環境と生活習慣の見直しで質の高い眠りを得ようとするアプローチがとられています。

それぞれの方法で治療が進むと、最終的には「自然睡眠」が得られることを目指します。

薬を使わない状態でストレスとうまく付き合い、適切な睡眠をコントロールできるようになってはじめて「完治」とみなすのです。

睡眠導入剤や抗精神薬の減量は徐々に行い、反動を見ながら医師が量を決定します。

おわりに

こういった精神医療は素人の一般人の間でも知られるようになりました。

書籍やインターネットの専門サイトなどでもかなり知識を得ることができ、また不眠症サプリなどを併用しながらセルフケアを行うことも可能です。

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