こんなにある!睡眠不足による健康・生活面のリスク

睡眠は人の生命活動には欠かせないものです。
個人差はありますが、多くの場合、1日のうちの1/3~1/4は眠るのが普通と言われています。

仕事や学業を頑張りたい人の中には、「睡眠時間をいかに削って活動時間を確保しようか」と考えることもありますが、この考え方が行き過ぎると甚大な健康被害を引き起こすことになる可能性があります。

睡眠中には意識はありませんが、実は目覚めて活動しているとき以上に大切な生命活動をしているのです。
睡眠があるからこそ人は健康に生きられ、また日中のパフォーマンスも向上します。

睡眠不足によって引き起こされる健康・生活面のリスクはこんなにある!

成長ホルモン分泌の減少

睡眠不足になって最も怖いのは「成長ホルモン」の分泌が十分に得られないことです。
成長ホルモンは眠りに入った初期に分泌され、人体の「修復」「代謝」「成長」というはたらきをします。
成長ホルモンの分泌が減少して起きる症状には以下のようなものがあります。

  • 免疫力の低下
  • 活性酸素の蓄積
  • 骨の成長不足による骨折
  • 筋肉の成長不良
  • 皮膚トラブル
  • 疲労の蓄積
  • 循環器・消化器・内分泌器の疾患
  • 肥満
  • 糖尿病

もはや病気という病気のほとんどが「成長ホルモン」に関わっているといっても過言ではありません。
日中の活動中に受けたダメージの修復や疲労物質の除去、摂取した食べ物をエネルギーへ代謝するはたらき、また各体組織を新陳代謝させて成長させる・・など、人が健康に生きていくために常に肉体をリフレッシュさせるのが成長ホルモンの役割なのです。

筋肉や内蔵は3ヶ月周期、骨の部分は2年という長い時間をかけて古い組織と新しい組織を入れ替える作業も成長ホルモンの役割であり、これが正常に行われないと「老化」を招くことになります。

脳機能の低下

睡眠は肉体的な部分にだけ必要なのではありません。
精神的な部分や神経細胞の健康維持も睡眠の大切な役割です。

前述の成長ホルモンによる体組織の修復や代謝は、主に「ノンレム睡眠時」に行われますが、もう一つの睡眠周期である「レム睡眠時」には脳に対しての処理が行われます。

以下は、睡眠不足による精神と神経に現れる症状です。

  • イライラ
  • 記憶障害
  • 基本的な計算力の低下
  • 不安・緊張の高まり
  • 躁鬱
  • 妄想
  • ストレスの蓄積
  • 自律神経失調症

脳はレム睡眠中に記憶したことの整理や、トラブルへの対処の検討、反復によるイメージトレーニング、新たな発想の構築までもやってのけます。

心配事や悩みがあったときに、寝て起きてみると、心がすっきりして解決法までも思いつく・・というような経験をしたことがあるのではないでしょうか?

これは特別なことではなく、毎日睡眠中に行われていることなのです。

毎日ぐっすり眠れずに困っているという方は、眠れる体質に変わる方法~リラクゼーションとサプリメントの活用~の記事を参考にしてみてください。

おわりに

「何もしていない」と思われがちな睡眠中の時間ですが、これは大きな間違いです。
「もう一人の自分」がそこでは活躍し、生活や人生について考え、体調を整えて目覚めてからの行動のために準備をしているのです。
寝不足や不眠症が、この大切な時間のはたらき阻害し、健康を害する原因になるのは当然のことだと言えるでしょう。

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