リラックス効果で寝つきをよくする音楽

不眠症は脳と神経が興奮することで起こります。
多くの不眠症対策や熟睡方法が知られていますが、音楽を利用する方法も有効な手段のひとつです。

音楽は人の心や神経に強く作用しますが、睡眠とも関連性があるのです。

不眠症に効果があり、寝つきをよくする音楽にはどういったものがあるのでしょうか。
このページでは、そんな睡眠と音楽の関係をメカニズムとともに解説します。

音楽と眠り

まだ人がサバンナや洞窟で睡眠をとっていた頃、家族や集団で一緒に夜を過ごしていました。
幼児が近くに母親がいないと怖くて眠れなくなるのはこの習性が残っているからであり、ごく自然なことなのです。

この性質は大人になっても多少は残っていて、夜になると恐怖や不安を感じたり、一人暮らしの人が「電話魔」になったりするのもこのためです。

このように人はまったくの無音では眠りにくくなることがあり、音楽などを聴くことで脳を安心させることができるのです。

古くから母親が子供に歌って聞かせる子守唄も、成長ホルモンを分泌させて眠りの質を良くすることが近年科学的にも実証されています。

ヒーリング音楽の効用

ヒーリング音楽は神経の高ぶりを抑え、脳と神経をリラックスさせるために考えられたものです。
特に不眠症のために開発されたものではありませんが、効果は期待できます。

ヒーリング音楽はシンセサイザーの音の周波数を機械的に加工し、人間の感覚神経がリラックスできるように変えた音源を収録しています。

ですから専門のエンジニアによって作られたものを選ばなくては意味がなく、いかにもそれらしい曲で楽器の周波数を加工していないまがい物もありますので注意が必要です。

ピンクノイズ

ピンクノイズとは音量が周波数に反比例する音質のことをいい、自然界にも多く存在する雑音です。
虫の声や川のせせらぎなどが有名ですが、楽器や人の声にも含まれることがあります。
この音に周波数を変えたものや、自然界の音を生録したものを聴くことで眠りに入りやすくなります。

バイノーラルビート

バイノーラルビートは日本語で「両耳性うなり」とも言い、左右に異なる周波数が収録された音源。
ヨガや瞑想時に現れる「シータ波」が発せられ、深いリラックス効果があり、睡眠作用もあります。

アイソクロニックトーン


医療現場で利用されてきた、臨床実験での効果も認められている脳波誘導性のある音。
女性の生理痛や頭痛などを抑える効果も確認されており、心臓の脈打つ音に似た音源です。

古典クラシック

バッハやハイドン、モーツアルトなどの古典クラシックは精神科での音楽療法としても役立てられています。
パイプオルガンやチェンバロなどの楽器から発せられる音には、前述したピンクノイズ(1/fゆらぎ)などが含まれ、リラックス効果があります。

まとめ

音楽が眠りに良い影響を与えることは確かなのですが、人それぞれに心地よい音や音楽は違います。

ヒーリングやリラックスから程遠いようなポップ・ミュージックやジャズなどでも、心の悩みや興奮から開放させてくれる場合もありますので、自分にあった音楽を見つけることも大切です。

ただし太鼓など打楽器が多く含まれる音楽は神経を高揚させてしまう性質がありますので、もし眠ることができたとしても睡眠が浅くなる危険がありますので注意しましょう。

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