昼間ひどい眠気に襲われる症状~考えられる原因や改善方法~

いつもと同じ時間しっかりと眠っているのに、昼間に耐え難いほどの眠気を感じることはありませんか?

寝不足でもないのに、目を開けていられないほどの眠気を感じる場合は、深刻な病気が背後に隠れている可能性もあります。

このページでは、考えられるいくつかの症状と改善法を紹介します。

思春期の若者に現れる『ナルコレプシー』とは?

突発的に眠気が起きる症状で「ナルコレプシー」と呼ばれるものがあります。

人と1対1で話している最中や、なにか作業をしているとき、また絶対に眠くならない場面で突然耐えられないほどの眠気を感じて眠ってしまう病気です。

思春期の若者に多く見られ「ふざけている」「たるんでいる」などと誤解されがちで、本人の精神的な負担が非常に大きい原因不明の症状です。

原因ははっきりとしないのですが、治療法はあります。

「リタリン」や「モダフィル」などの治療薬が有名で、処方を受けるためには精神科への受診が必要です。

危険度の高い『睡眠時無呼吸症候群』とは?

気道が塞がることで起きる『睡眠時無呼吸症候群』は、日中に車の運転などをされている方なら、特に気をつけなければならない危険な症状です。

大きなイビキをかいたと思ったら、ぱったりと呼吸を停止し、それが一晩のうちに何度も繰り返されます。

そのため、中途覚醒(夜中に何度も目が覚める症状)を起こすことも珍しくありません。

しかし本人は自覚していないのが一般的で、昼間の仕事中などに強烈な眠気を起こすようになります。

原因は、肥満による気道の圧迫や飲酒、適切でない寝具などがあげられます。

重度な場合は「CPAP(シーパップ)」療法という、人工呼吸器を使って空気を強制的に肺に送る処置法があり、健康保険が適用されることもあります。

参考:症状がひどい場合は睡眠外来に行くのも一つの手

『低血糖』が原因?

低血糖は、糖尿病を患っていて、インシュリンを投与している人が起こすことの多い症状です。

これは血中のインシュリンの摂取量が過剰になった場合に起きます。

意識が朦朧となり、視界がかすみ、思考が低下して強度の眠気を感じたときと似たような状態になります。

通常、糖尿病患者はこういったときの対処法としてブドウ糖を携帯することになっていますが、なければ糖分の多いジュースなどで代用します。

また、糖尿病でなくてもこれに近い症状を表すこともあります。

食後や甘い飲み物を摂った数十分後に眠気が強く感じられる場合は、病院にて腎臓、肝臓の数値、血糖値などを検査する必要があります。

軽度ならば食事制限や低GI食品を中心に食事をすることで防げるようになります。

自分の適正睡眠時間が分かっていない?

一昔前までは「睡眠は8時間」と一様に言われていましたが、近年の研究ではそれが間違いであることが分かっています。

5時間以内の睡眠で十分な「ショートスリーパー」や10時間近く眠らなくてはいけない「ロングスリーパー」など、遺伝的な要因で個人差があるのです。

要するに8時間では睡眠不足、または過眠気味となる人もおり、どちらにしても日中に眠気を感じてしまう原因になります。

これは個人的な感覚に頼りに適正時間を推測しながら、少しずつ眠る量を増やす、あるいは減らすなどして、日中の眠気具合を見ながらバランスをとるようにすると良いでしょう。

参考:眠りやすい体質を作る5つの方法

参考:短眠体質、過眠体質とは?それぞれの特徴を解説!

おわりに

日中に強い眠気を感じてしまうタイプの睡眠障害は、最悪の場合は命を危険にさらしてしまうようなことになります。
実際にこのようなことが原因で命を落としたり大怪我をした例は少なくなく、早急な原因追求が必要です。

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