ストレスが原因になっている不眠症の見分け方

ストレスはさまざまな病気の原因になりますが、不眠症もその中のひとつです。

しかし不眠症の原因のすべてがストレスからくるものではなく、ストレス性の不眠症は現れる症状も少し違います。

ストレスからくる不眠症の症状や特徴には以下のようなものがあります。

「明日への不安」がストレスになる場合

大切な仕事があり「成功するかどうか」などといった大切な仕事を抱えていると誰しも不安になります。

また人間関係のもつれなどで、会社に行きたくない、どうふるまって良いか分からない、など「明日への不安」がストレスになることが不眠につながります。

こういった場合、眠りが非常に浅く、中途覚醒を何度も繰り返します。

脳は睡眠中に、「覚えなければいけないことの反復練習」や「悩みの改善策」を考えたりもします。

ストレスを抱えていると夢を頻繁に見るようになったり、途中で飛び起きる、また夕方に数分仮眠をとって目覚めた時に、朝と夕方を勘違いしてしまう・・などといった症状が表れます。

また金縛りなどもストレスが原因であると考えられています。

参考:緊張や不安(多忙や負担過多)が原因で眠れなくなるケース

参考:人間関係(パワハラ・セクハラ・社内いじめなど)が原因で眠れなくなるケース

「過去の失敗」がストレスになる場合

過去に犯した失敗や後悔、また被災や事故がストレスになる場合があります。

過去に起きたことは、現実には取り返せないことも多く、解決のできないことを何度も心の中で悔やむことでストレスを増大させてゆくのです。

こういったケースではうつ状態になることもあり、眠りが浅くなります。

ちなみに完全なうつ病患者は、ほぼ全員が不眠症を併発します。

うつ病になると、本人は眠っているつもりでも、脳内の状態を計測する機器で調べると睡眠状態に入っていないのです。

7~8時間、布団の中で目を閉じていても、もちろん目覚めはすっきりせず、この状態が長く続いてしまうと、もちろん仕事などできない健康状態になってしまいます。

ストレスから「根拠のない不安」を生み出して眠れなくなる場合

人間がサバンナで動物たちとともに暮らしていた頃、夜は「恐怖」そのものでした。

人間は昼行性動物で、多くの肉食動物が夜行性であったからです。

人間は弱く、特に夜は捕食される側の立場ですので、太陽が落ちると「不安」が起きる性質を持っていました。

その習性は文明が発達した今でも少し残っているために、ストレスが原因で心の平穏を保つホルモンである「セロトニン」がたくさん消費されてしまうと、暗闇に恐怖を感じるようになります。

「漠然とした不安」や「もし地震がきたら」「ドロボーが入ってきたら」など、「考えすぎ」とも言えるような想像をして不安や恐怖が現れて不眠症になる人もいるのです。

こういった場合の初期症状として「真っ暗にすると眠れない」「テレビを付けていないと眠れない」「人がそばにいないと眠れない」といったものがあります。

こういった症状が出る場合、なんらかのストレスを知らず知らずのうちに受けているか、食生活などが乱れてセロトニンが不足している可能性があります。

参考:セロトニン不足を補ってくれるサプリメント

おわりに

ストレスを受け続けると自律神経のバランスを乱す原因となります。
ストレスによる不眠症は、崩れてしまった自律神経からの悪影響がもたらすものだと言えます。

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