不眠症治療薬の種類と効果、副作用について

このページでは、不眠症治療薬について詳しく書いています。
ぜひ参考にしてみてください。

なお、市販品については、市販で手に入る睡眠改善薬の種類と効果、副作用についてを参考にしてみてください。

はじめに

不眠症をそのままにしておくと、自律神経失調症やうつ病の原因にもなることもありますので、重症化する可能性がある場合は精神科やクリニックを受診することをおすすめします。

病院やクリニックでは、睡眠導入剤を使うことによって治療が行われるのが一般的です。

使われている薬の種類はさまざまで、効果が高く副作用の少ない新薬もたくさん開発されていますが、個人的な体質との相性もありますので、医師と患者が相談しながら使う薬を模索していくことになります。

不眠症治療薬の種類

現在の日本で使われている不眠症治療薬は「ベンゾジアゼピン系」という種類の睡眠導入剤です。

数十年前まで使われていた「バルビツール系」の睡眠薬に比べるとずいぶんと副作用の少ない治療薬で、より安全で体に負担の少ない不眠症治療が可能になっています。

薬の効き方の性質や強さによって分けられますが、最初は効き目の弱いものから使っていき、不眠症状の傾向によって使う薬剤を選択します。

その判断となるのが「薬効の時間」です。

寝つきの悪い人には「超短期型」、途中で目が覚めてしまう人には「中期型」、目覚めが早過ぎる人には「長期型」を選びます。

◎超短期型(3~4時間)
・アモバン
・ハルシオン
・マイスリー

◎短期型(5~6時間)
・レンドルミン
・デパス

◎中期型(7~8時間)
・ユーロジン
・ロヒプノール
・サイレース

◎長期型(8時間以上)
・ベンザリン
・エリミン
・ドラール
・ダルメート

不眠治療薬の効果

ベンゾジアゼピン系の不眠治療薬は、脳のドーパミンやノルアドレナリン、ギャバなどに作用して興奮を抑えることでリラックスし、自然な眠りが得られるような効き方をします。

時間による分類は、わかりやすくいうと「効き目のピーク」の違いです。
ですので、長く効くものが強いというわけではありません。

超短期型なら、睡眠の始めは薬の効きによって眠り、残りは自然な睡眠をとる。
中期型では眠り始めは自然な眠りをとって、残りの時間を薬の薬効に頼る、と言った具合です。

あくまで「眠るため」だけではなく、「いつかは薬なしで眠れるようになる」というのが目的なのです。

副作用はあるの?

昔から不眠治療薬には副作用の心配がつきまとってきました。

実際に以前使われていたバルビツール系の薬は依存性が強く、また健康被害の症例が多くありましたが、ベンゾジアゼピン系になってからはこれらの副作用もかなり少くなっています。

それでも使われる人によっては副作用が出る場合もあり、症状は人によって現れ方が違ってきます。

1)翌日に眠気が残ってしまう
2)朝起きたときにふらつきを感じる
3)依存性がある
4)物忘れ

比較的軽度ですが、これらの症状がある場合には医師に報告することが必要になります。

おわりに

睡眠導入剤は取り扱いの難しい薬です。

患者の自己判断で量を増やしたり、飲むのをやめてしまったりすることは非常に危険な行為です。

必ず医師と相談しながら使用方法を決めるようにしましょう。

参考:症状がひどい場合は睡眠外来に行くのも一つの手

薬を飲みながら十分な睡眠をとって体力を回復し、生活習慣や意識の改善を試みながら、徐々に薬を飲む量を減らしていき、最終的には薬を飲まない自然な睡眠を取り戻すのが薬物治療の過程になります。

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