眠れなくて心臓がバクバクする症状の原因と対策法

布団に入ったあと、なぜか心臓がバクバクして眠ることができないといった経験はありませんか?

実は、これも不眠症の症状の1つとして知られているんです。

こういった症状は不眠症の中でも特に辛く、精神的にも恐怖を感じたり不安になってしまい長い夜を送ることになってしまいます。

睡眠は非常にデリケートな一面を持っていて、ふとしたきっかけで眠れなくなってしまうことがあるのですが、『生活習慣の乱れ』や『日中の精神状態』などによって左右されることが多いのです。

ただ、心臓のドキドキや不安感によって眠れなくなるケースは少し違った原因が考えられます。

以下に、考えられる原因や対策を載せていますので、ぜひ参考にしてみてください。

睡眠時に分泌されるホルモンバランスが原因

人は、睡眠直後には成長ホルモン、そしてセロトニン、起床前にコルチゾールが順に分泌されて眠りを構成しています。

そして入眠するためのホルモンとして『メラトニン』という睡眠物質があり、これが活発になることで眠気がやってきます。

これらが正常に順を追って分泌されれば問題なく入眠できるのですが、何らかの原因により正常な分泌が行われないと、睡眠の妨げとなる動悸などの症状が出現しはじめるのです。

それぞれのホルモンは複雑な相関関係にあり、それぞれに影響し合っています。
どれか1つが増加し過ぎたり、減少し過ぎたりすると、それに関わる他のホルモンとのバランスが悪くなってしまうのです。

動悸そのものの原因はいくつか考えられますが、特に多いのは『日常生活でのストレスの蓄積』です。

対策法

対策法としては、ストレスの原因を絶つことが根本解決になるのですが、人間関係などからくるストレスは簡単には解決できません。

しかし、そんな中でもできる限り『リラックスできる時間を意識して持つ』ことで、症状を予防することができます。

たとえば、夕方帰宅してからは職場や学校などのことは完全に頭から消し去り、ゆったりとした自分の時間を満喫することで精神の高ぶりを抑えることができます。

「明日のことは明日考えよう」という気持ちが大切で、それによって心と神経が受けたダメージを修復することにもつながるのです。

参考:眠れる体質に変わる方法~リラクゼーションとサプリメントの活用~

参考:興奮して眠れないと思ったら~心と体の興奮を鎮める7つの方法~

『コルチゾール』が興奮をよび動悸につながるケース

コルチゾールとは、睡眠状態の中盤以降から徐々に分泌されるホルモンで、起床時に最高値となる『覚醒』のためのホルモンです。

コルチゾールは、ストレスや悩み事などが原因で日中起きている間にも分泌されることがあります。

抗ストレスホルモンとも呼ばれていて、覚醒を促して全身の血糖値や血圧を上げ、心拍数を上昇させます。

そして自律神経の交感神経(興奮の神経)を強く刺激し、全身を緊張させ、場合によっては就寝時間まで持続してしまいます。

入眠直前は非常に感受性が高い時間帯であるため、コルチゾールが分泌して動悸が高まる状態を自覚しやすく、必要以上に症状を強く感じてしまいます

これによって不安や恐怖を感じることが多く、「ドキドキして眠れない」といったことになるのです。

この症状の対策として考えられるのは、以下のようなものです。

対策法

まず、タバコを吸うのを控えましょう。

もし難しいようであれば、せめて寝る前だけでも吸わないようにすること。

喫煙は煙を吸った瞬間にコルチゾールをダイレクトに分泌させるため、緊張や動悸を起こす原因になってしまいます(不眠症とカフェイン・タバコとの付き合い方(デメリットや注意点など))。

また、入浴や音楽を聞く、落ち着ける内容の映画を観る、ペットの相手をするなどして、ストレスの原因となるようなものを忘れることでコルチゾールの分泌は抑えられて、動悸が収まる効果が期待できます。

【セロトニンとメラトニンの関係を知ろう】

眠りに直接関係するホルモンが『メラトニン』です。

メラトニンが分泌されないと眠りに入ることはできないと言っても過言ではないくらい、睡眠にはかかせないホルモンなんです。

そしてこれに相反するリズムを持つのが『セロトニン』です。

セロトニンは鎮静作用のあるホルモンとして知られていて、セロトニンが活発なままではメラトニンは分泌されません。

何らかの形でセロトニンが活動していると、眠りに入りづらくなるというわけです。

また、ストレスや悩みごと、テンションが上がるような楽しいこと、嬉しいことがあっても、それらの暴走を防ぐためにセロトニンは消費されます。

『質の良い眠り』に関しては、悲観的なストレスだけでなく、楽しいことなども場合によっては障害になることがあるということです。

セロトニンが何らかの原因で不足してしまうと、入眠時までに他の伝達ホルモンを抑制しきれずに心臓がバクバクし始めたり、不安や気の高ぶりなどの症状が現れることにつながります。

対策としては、セロトニンを活発に多く生み出すトリプトファンやミネラルの摂取でセロトニンを常に強化すること。

そうすることで睡眠時までに他のホルモンを抑制させて動悸を抑えることができます。

セロトニンサプリのおすすめランキング

【低血糖】

低血糖は、人の精神状態を不安定にし、動悸を高まらせることがあります。

この原因の多くは食生活にあります。

『GI値』というインシュリン分泌度の高い食品を夕飯に食べると、一時的に低血糖を起こすことがあるのです。

急激に上がった血糖値がそれを抑制する大量のインシュリンにより制御され、逆に血糖値が大幅に下がってしまう状態です。

低血糖時の動悸は非常に強くて不快なもので、
精神的にも不安定な状態なので、悲観的な感情を起きやすくなり、眠りを妨げます。

GI値の高い食品には砂糖や白米、精白小麦を使ったパン、じゃがいも、お酒などがあり、夕食にスイーツなどを食べる習慣がある人に低血糖症状を訴える方が多いのです。

対策として、夕食は白米やパンを少し控えて野菜を多く摂り、また食後の甘いモノは動悸がなくなるまでは我慢してみましょう。

飲酒も低血糖を引き起こす原因ですし、また眠りの質を悪くしてしまいますので注意してください。

【おわりに】

心臓のドキドキが原因で眠れない場合、狭心症、不整脈、バセドウ病、貧血などの疾患がある場合でも起きますので、上記に挙げた原因や対策を参考にしても状況が改善されない場合は、上記のような病気を疑って検査してみるのも良いかもしれません。

スポンサーリンク

サブコンテンツ

このページの先頭へ