肩こり、筋緊張が原因で眠れなくなるケース

肩こり

睡眠障害(不眠症など)は心因的なものだけでなく、肩こりや筋緊張など、身体的なことが要因で引き起こされるケースもあります。

心地よい入眠と熟睡には、自律神経が副交感神経(リラックス神経)優位な状態になることが大切ですが、こりや筋肉に緊張がある状態では交感神経(緊張神経)が興奮してしまい、眠りに理想的な状態になりません。

温泉などに入ると肩や腰など全身の筋肉が緩み、上がった後しばらくすると眠気がやってくるのもこのためであり、精神的なリラックスに加えて肉体的にも緊張のない状態をつくることも、不眠症対策として考えなければいけないことです。

以下に、こりや筋緊張が起きる原因や、症状の仕組みを詳しく説明していきたいと思います。
ぜひ症状の改善にお役立てください。

【不安、恐怖、など心因的なストレス】

不安や恐怖、怒りなどの感情を抱いた際、もしこれをその場ですぐに発散することができれば、さほど筋肉の緊張は蓄積されません。

しかし、不安や怒り、恐怖などの感情を表に出しづらい会社や学校の人間関係内ではこれらの感情を自分で抑えこまなければいけない場合が多々ありますが、実はこれが肩や首こりの原因になっていることが多いのです。

肩、首、顎関節、腰回りの筋肉は、自分の感情を抑えようとする時に緊張する性質があり、しかも長時間にわたりその硬直は持続してしまいます。

運動をすると体は柔らかくなりますが、不安や恐怖、怒りなどを感じ、それを抑えこもうとすると、伸びる筋肉、縮む筋肉の両方が硬直してしまうのです。

スピーチや発表会の本番、または突発的な出来事があり緊張すると足がすくんで体が動かなくなるのはこのためで、すべての筋肉がロック状態になってしまっているのです。

参考:緊張や不安(多忙や負担過多)が原因で眠れなくなるケース

【姿勢の悪さで凝りが発生】

姿勢の悪さが、こりや筋緊張を招く場合もあります。

人の間接には可動域があり、中心がニュートラルで左右、前後に何度かづつ限界まで動く仕組みです。

理想の姿勢は可動域のニュートラルの部分にあるのが良いのですが、姿勢の悪い人は左右、前後どちらかの限界地点で固定した状態をつくってしまう傾向にあります。

猫背で例えると、背骨に沿って伸びる『脊柱起立筋』という筋肉の周辺が伸びきってしまうため緊張が起こります。

背中にこりがある人は猫背であることが多く、硬い背中をしています。
肩の位置が悪くても同様のことが起こります。

【疼痛がある】

何かの原因で痛みのある箇所があると、その周辺の筋肉は緊張してしまいます。
椎間板ヘルニアなど、患部が極小さい場合でも周辺筋肉が固まり、実際よりも広い範囲が痛く感じられるのはこのためです。

【おわりに】

体にこりや筋緊張があると人は「不快感」を感じます。

この不快感が原因で全身がリラックスしない原因にもなり、交感神経が興奮し、それによりさらに筋緊張を招く・・という悪循環が起き、不眠に陥るのです。

定期的なストレス解消や、姿勢を正して過ごすことなど、日ごろの意識を変えて少しずつ習慣化することが大切です。

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